記憶と頭の回転の速さについて

 日々というか夏休みぐーたらしてて思うんですが、夏休みは遊びすぎました。頭を休ませすぎたようです。というわけで自分の記憶に残っている、記憶と頭の早さに関する事柄について思い出しつつ書いてみます。脳の訓練方法はあまり覚えていないので、特に書かない方向で。
 頭を鍛えるにあたっては、いくつかの対象というか、鍛える対象には次のようなものがあります。

  • 記憶すること
  • 記憶したことを思い出すこと


 こんだけか、って思うかもしれませんが、基本的にはこの2つです。前者は当然大事ですね。知識はたくさんあったほうがいいです。しかし、それより重要なのは思い出すことです。せっかくたくさん覚えても、それを活かさせなければゴミみたいなものです。シャーロックホームズではありませんが、無駄な知識ばかり頭にあると脳の容量が少なくなったような気がしませんか。そんなことはないんでしょうけど。まあ、ひけらかすだけの知識なんてあってもしょうもないということです。
 話がそれましたが、知識は活用してこそ価値があります。その知識をうまく使うには、必要なときに思い出さなければなりません。これは、記憶の素早い引き出しと、同時にどれだけ多く記憶から引き出せるかが重要になります。思い出す際には関連するキーワードを連想すると効果があるらしい*1です。

 次に、引き出した知識を統合して判断を下します。私たちが何か作業しているときは頭を必死に動かして計算しているような気もしますが、大部分は記憶を引き出すことに時間を使っているように思います((どっちに時間をかけてるか書籍で説明されていたり、文献とかなかったっけ?))。純粋な数値計算を除くと、人が経験や情報を統合して判断をくだすにあたっては、多くの知識を記憶から引き出すことになります。頭の回転が速い云々言いますが、より速く記憶から知識を引き出すことができれば、その分全体で判断を下す時間が短くなります。ってまぁ、多くの情報があったからといって、そんな単純に即時に判断できるわけではないから、頭の回転が速いとかって言うんでしょうけど(笑)。
 gdgdになってしまいますが、簡単にまとめると、

  • 知識を引き出すに当たっては、早く、かつ同時に広範囲の方がよい
  • 知識を統合して判断を下すことに関しては別

 おわり。

 途中から何が書きたかったかと思えてきました。この類の脳の訓練でしたら、本屋に行けばその手の書籍が見つかります。興味ある方は探してみては。私は『MIND HACKS』が結構ツボに入ったので、迷った方はまずこれを読んでみるといいかも? あー、ちなみに流行だったのか知りませんが「脳トレ」だかで実行する訓練方法は全然知らないです。

 プラスα
 単に特定のキーワードに関連して記憶から知識を引き出す、と説明するのはなんだか芸がない。というわけで私が連想したり探してくる知識について軽く書き留めておきます。「特定のキーワードに関連して」というよりむしろ「特定キーワードに関して、存在しうる事象のパターンの列挙&存在しないパターンの検討」という感じ。コード書くときもそうなんですが、探索の深さを1ステップにとどめないで、自分の頭で可能な限り先読み(深読み)します*2。また、引き出した知識から、そこから考えられるパターン(知識)を更に列挙(引き出)します。連想するもののイメージが悪かろうが、マイナス指向であろうが特に構いません。こうやって記憶の底から知識を引き出しては、取捨して次の知識を思い起こしていきます。まあ、場合によってはもっと効率的に、思い起こした記憶の取捨もする必要がありそうですね。…先読み云々を深くやりすぎるのが文章構成が下手な原因な気がしてきました。
 こういうことが、頭の回転を速くする種なんじゃないかなーって思っています。しかし、頭の回転が速いのと勉強ができてテストでよい点を取るのは別ですよね。両方持ってると強いです。両方の力を持ってる人がうらやましいですね。で、そんなこと書いてないで自分は勉強しろということですねorz

*1:たしか『MIND HACKS』か『MIND PERFORMANCE HACKS』で読んだ気がします

*2:まあ、私の脳だとせいぜい1つ先程度なんですけどね