言語処理系の洋書を借りてきた

 『Engineering a Compiler』『A Retargetable C Compiler: Design and Implementation』という言語処理系の洋書を大学図書館で借りてきました。タイガーブックと呼ばれる『Modern Compiler Implementation in C』は中央図書館に置いてなかったので、まずはこの2冊だけ。
 コンパイラの本を借りてきた目的は、難読化ツール作る上で良いアイディアがないか探すことです。なので、中間言語・最適化にまつわる章以外は基本斜め読みです。しかし、Engineering a Compilerは「学生がreal compilerを書く教科書になることをゴールに」みたいな文があって、心にびびっときてしまいました。かっこいい! 日本語の書籍のドラゴンブックは、「商用コンパイラを作る!」みたいな教科書じゃないので、ちょくちょくドラゴンブックと比べながら読んでみようと思います。
 次のブログで言語処理系でおすすめの洋書が紹介されており、参考になります。
 http://blog.livedoor.jp/saitotetsuya/archives/50531793.html
 いきなり洋書を借りてきた理由は、私が昨日Amazon.co.jpの洋書ランキング上位を見ていたら言語処理系が上位にランクしていたからです。ついでなので、良書・必読書の類がないか調べて、図書館で借りてきた次第。