PFIインターンへ行ってきた(前編)〜結合テストの自動化環境を整えてきた〜

2011年3月1日〜3月31日の間、PFIインターンに行ってきた。本エントリは前編、後編にわけて書いてみようと思う。前編の今回はインターンの内容、インターンで開発した内容や設計、設計に至るプロセスやら私の成果について説明し、後編ではインターンのきっかけやインターンを実行する段階での私の心境、心構え、行動思想的な部分、環境適応やら震災云々について書こうと思う。

インターンの内容、その対象について説明し、どういう部分に悩みながら開発していったか紹介する(長いけど!)。最後に最終的な成果であるテストツールについて紹介し、社内でのインターン最終発表スライドで本エントリである前編を締める。

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これから「Xen 4.0 blktap2」の話をしよう

ご無沙汰しています。Advent Calendarと呼ばれる1日1エントリずつブログ書くイベントに参加することになったので、急遽技術ネタを用意してみた次第です。
http://atnd.org/events/10701

それでは、Xen 4.0から搭載された「blktap2」について紹介してみましょう。

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Binary Indexed Tree

 中間のノードが子ノード(の持つ値)の和を計算するツリー構造を、Binary Indexed Treeというと『プログラミングコンテストチャレンジブック』から知った。バイナリエディタでも同様の構造を使っているが、赤黒木を使って深さを平衡に保つことで*1、巨大なドキュメントに対する編集を高速に実行できるようPiece Tableを実装していたりする(つづ・・かない)。

*1:Qtのqfragmentmapという実装ですが

最近バイナリエディタの開発を再開したらしい

 先月くらいから開発再開してコード書いています。最近の悩みは、複数のViewでのカーソル位置の同期、ドキュメント変更時のイベントの粒度(Model-Viewアーキテクチャなので)、画面再描画する時の再描画範囲の最適化などなど。キーボード入力が出来たら、最適化等は気にしないでアプリのUIの作成を優先しようかとも思っています。先日のAVTokyoという飲み会でも、ネタの補充をさせてもらいまして、正確なユーザの欲求というのを集められた気がします。ただまだまだインタビュー、考察が足りないですね。
 卒業研究に集中する時期になってきているので、うまく切り替えつつ実装進めたいですね。